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人身売買

 子供の頃

 夕方になると
 人盗りが来るけんはよいなないかん(早く帰らないといかない)
 はよ帰らんか

 よく言われたものだ

 青年になった頃
 子供を売り買いする映画もあったように記憶している

 中国は大きい
 貧しいところも多いのだろう
 子供一人を3,000円から8,000円円で手放している
 その子供らは3万から5万円で売られていく
 桁外れに安い
 
 鉄道警察隊が列車を巡回中
 4人の子ずれ夫人がミルクを飲ませていた
 4人ともミルクだったので不審に思い調べた結果
 人身売買と分かった

 売られた子供を40人保護した
 人身売買のグループ47人を逮捕した

 日本にも人買いや人さらいの話があった

 いま貧しさから子供を売り買いする話は聞かない

 貧しいがゆえに子供を売る
 世界は貧しさがゆえにという犯罪が日本で考えられないほど存在しているのだろう

 人買いに買われた娘は子供の居ない寂しい夫婦に買い取られた
 娘はやさしい夫婦に買われた
 蝶よ花よと育てられた

 その娘は大きくなり育ての親に
 これまで大きくしてくださりありがとうございました
 私も働いて恩返しをさせてくださいと言った

 私の働いているところを見ないで下さいと言った
 娘は一生懸命機を織った
 その織物は錦の織物であった

 都へ持っていくと高く売れた
 育ての親は一躍大金持ちになり娘ともども幸せになった

 娘は働きすぎて痩せてきた
 心配した親は盗み見した
 一心不乱に機を織る娘
 これはいかん
 娘に働かすだけでは行かない
 嫁に行かせて楽しい暮らしをさせてやろう
 子供を生んで幸せに暮らしてもらいたい

 村一番のいい男が見つかり娘は祝言を挙げた
 親から離れていった

 鶴の恩返しに似ている
 子供を売った中にもこのような話があったかもしれない 

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