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小さな生き物

 ふるさと館でのとんぼ玉の展示が終わった

 作品の搬出にふるさと館に出向いた
 そこに少年が3人居た

 みると虫かごにトカゲのようなものを持っている
 ぼく、それ本物か?
 そう、本物よ

 本物にしては動かない
 じっとしている
 見せてみて
 籠の中を見ると本物のトカゲに見えるしヤモリに見える

 でもじっとしているだけで動かない
 でも本物である

 Photo Photo_2 Photo_3

 左から トカゲ ヤモリ ヤモリである

 どこで採ったん
 ふるさと館の周りの植木鉢の下やプランターをめくるのだという
 居るんやなー
 それでも動かない

 トカゲやヤモリは夏の生き物である
 気温が低いと動かない

 このヤモリなー
 咬まれたらヒチブ言うて咬まれたところから指ならヒチブが腐るいうてな
 腐るんやで

 うそうそうそ と隣にいた I さんが言う
 そううそと思うよ
 でもなーわしの小さい頃はなー夜になるとガラス戸に出てくるんよ

 親父がなー ヒチブじゃーいろうなよ 咬まれたらヒチブ腐るぞ(60年むかしの蚊帳の中での話である)

 そう言われて育ったんよ
 うそと思うのだがそのことが頭に残っているのでどうしても抜けんのよ

 大阪人のMさんとOさんにそのようにヒチブと子供の頃に言われなかったと聞いた
 そんなことは知らんなー

 検索してみると ヤモリのことをヒチブ腐るという地方がある
 その言い伝えでヒチブと言う
 毒は持っていない
 ヤモリは家守と書いたりする
 虫を食べるので益虫である

 ラジオの対談で聞いたことがある

 家庭の事情で石垣島に単身で行って無手勝流で生活を始めた
 移って直ぐのころ
 朝起きたら目が腫れて見えなくなっていた
 ・・・・・・
 島の人にはヤモリのしょん便をかけられたのだと言われた
 ヤモリは夜天井に這い上がったときしょん便をする時がある
 それが顔にかかると腫れあがるのだと言われた
 ・・・・・・(これを聞いたのは4年以内であるから新しいことである)

 このことが浮かんできた
 子供達の持っているヤモリにそのようなことを言った

 館長に聞くと
 子供達はネイチャークラブ員と言っていた

 うわさである
 言い伝えである
 ヒチブ
 子供の頃に聞いた不安なおそろしい話
 もう直ぐあの世界へ旅立とうかと思う歳になっても抜けない

 もしかして ヒチブ腐るということで触るないろうな
 昔の人はそれを教えたかったのだろうか
 小動物を殺すなと直接言うのではなく

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