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怪談・ゆきおんな

 年老いた男が吹雪の中に倒れ込んだ

 ここで命は終わりかと年老いた男は雪に沈んで行った

 そこに女が現れた

 抱きかかえられた

 年老いた男は生き返った

 このことは誰にも言ってはいけない

 言うとあなたを殺します

 ・・・・・

 女は消えて行った




 稲川淳二は ゆきおんなは幽霊ではない・・・・という




 雪国はさみしい まずしい 食べるにも事欠く

 雪が降ると亭主は雪のない国に出稼ぎに行く

 

 造り酒屋では杜氏が酒を造る

 寒い冬ほどいい酒が出来る

 杜氏はふんどし一枚で酒を造る

 ふんどし一枚でも湯気が出るくらい働く

 仕事が終わると体はぽっぽっ・・・燃えている



 雪が降り積もる中

 杜氏たちの居る小屋に

 女が白い着物を着てやって来る

 そんななか顔を知っている女が居た

 出稼ぎに行った男の女房であった

 体を預けた

 別れ際に男に言った

 

 このことを誰にも言うてくれるな

 もし

 言った時にはお前を雪の中で殺す



 杜氏とお女郎買いの話が 怪談・ゆきおんなという・・これが真相であると稲川氏は言う

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