奈良県天川村洞川温泉郷
遠いところやなー
今年の佐竹ガラスの夏季合宿は
天川村 洞川
これを聞いたみんなは
遠いところやなー 交通の便も悪いところやなー と思ったが
社長の運転で
6:30 出発
ルートはと社長に聞くと
阪和高速に乗って・藤井寺から大和高田に出て橿原そして・・・・
車はブドウ畑の中を走る高速を突っ走る
長いトンネル 長いねー 1450mと書いてある
2本のトンネル
それを抜けると
奈良盆地が目の前に一望された
万葉の世界である
橿原 ・ 当麻寺 ・飛鳥寺 ・・・・等の案内板
あっという間に大淀町
吉野と天川村の分かれ道
道が整備されている
道の駅 黒滝
いのししのコロッケなるものがある
1時間半
もう直ぐ洞川である
ちょっと休憩
近いですねーはや着いちゃった
Oさんの車とM講師の車に出会う
2時間で雑踏の大阪から旅館のおやじさんのいう 日本のチベットに到着
洞川は近いと認識を新たにした
洞川温泉郷
大峰山 修業の場
温泉郷は一本の川に沿って開かれている
川の向こうには
龍泉寺
夕食後の温泉郷
旅館の中は戸をあけはなして講の人々の様子が分かるようになっている
部屋の中が見えるようになっている温泉旅館は珍しい
唯一の娯楽場には
懐かしい射的場があった
思わぬコンサート
4時半
ブウォーッ ブヒョーッ
なんだっ!
うーん! ほら貝の音
外は暗い
静かになった
しばらくすると
ブウォーッ ブヒョーッ
また、合奏のほら貝
障子戸を開けてみる
川の向こうの 龍泉寺 の木々の間から狐の行列かと思われる動きがある
白装束の人たちが列をなして歩いている
白狐だ!
朝まだ来からの講の人たちの行である
それが終わると
お狐さんたちが姿を現した
龍泉寺の朝 般若心経を唱えながら
水行を行っている
夏とは言えどこの地では冷たすぎる水である
その昔の洞川温泉卿
右端の山が大峰山の修業の場
修業の前夜は精進料理
修業が終わって宿をとると
精進落としなる行が行われた
筆おろしなる行も行われたと館主はいう
昔 昔その昔の話・・・・
行はその女に浴衣の袖もちぎられる荒行もあったと言う
古い日本の温泉郷を楽しんだ一夜であった
迷惑
私、上のほうから来ましたと Iさん
?!?!
ナビに誘導されて洞川温泉に来た
そのナビは村道の方を案内したようだ
ほとんど車は通らない
トンネルは小さなトンネル 手掘りとか言っていた
道は狭く反対から車が来るとどうしよう どうしようというくらい狭い道
車輪の跡がへっこみ中央は高くなっている道
違うやろうと思うがナビはこちらに行け こちら行けという
男一人
なんとかなるやろう行けっ!とやけくその道行
一時間後
Kさんから携帯が鳴った
どうも道が違うようです
10時半集合に間に合いません
いまから引返します
ナビのいうとおり行くと道が狭くなり・・・・小さなトンネルになりました
・・・・・・・
ちょっと待って
さっきナビで来た Iさんと変わります
I さんの携帯での案内でやっと難を切り抜けてやって来た Kさん
トンネルでは向こうから車が来たらどうしよう どうしよう というくらい狭いトンネル
いい経験とはいえ ナビに振り回された IさんとKさんだった
温泉のHPには ナビの通り来ないでくださいということが書かれていると誰かさんが言っていた
| 固定リンク