奈良県天川村洞川温泉郷

遠いところやなー

 今年の佐竹ガラスの夏季合宿は

 天川村 洞川

 これを聞いたみんなは

 遠いところやなー 交通の便も悪いところやなー と思ったが

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 社長の運転で

 6:30 出発

 ルートはと社長に聞くと

 阪和高速に乗って・藤井寺から大和高田に出て橿原そして・・・・

 

 車はブドウ畑の中を走る高速を突っ走る

 

 長いトンネル 長いねー 1450mと書いてある

 2本のトンネル

 それを抜けると   

 

 奈良盆地が目の前に一望された

 万葉の世界である

 橿原 ・ 当麻寺 ・飛鳥寺 ・・・・等の案内板

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 あっという間に大淀町

 吉野と天川村の分かれ道

 道が整備されている


 道の駅 黒滝 

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2011_08280011 

 


 いのししのコロッケなるものがある

 1時間半

 もう直ぐ洞川である

 


 ちょっと休憩

 近いですねーはや着いちゃった

 Oさんの車とM講師の車に出会う
 

 2時間で雑踏の大阪から旅館のおやじさんのいう 日本のチベットに到着

 洞川は近いと認識を新たにした2011_08280016
洞川温泉郷

 大峰山 修業の場

 温泉郷は一本の川に沿って開かれている2011_08280022  

 川の向こうには

 龍泉寺

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 夕食後の温泉郷

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 旅館の中は戸をあけはなして講の人々の様子が分かるようになっている

 部屋の中が見えるようになっている温泉旅館は珍しい

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 唯一の娯楽場には

 懐かしい射的場があった


思わぬコンサート

 4時半

 ブウォーッ ブヒョーッ

 なんだっ!

 うーん! ほら貝の音

 外は暗い

 静かになった

 しばらくすると

 ブウォーッ ブヒョーッ

 また、合奏のほら貝

 障子戸を開けてみる

 川の向こうの 龍泉寺 の木々の間から狐の行列かと思われる動きがある

 白装束の人たちが列をなして歩いている

 白狐だ!

 朝まだ来からの講の人たちの行である

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 それが終わると

 お狐さんたちが姿を現した

 

 龍泉寺の朝2011_08280049  般若心経を唱えながら

 水行を行っている

 夏とは言えどこの地では冷たすぎる水である



その昔の洞川温泉卿

 2011_08280048右端の山が大峰山の修業の場

 修業の前夜は精進料理

 修業が終わって宿をとると 

 精進落としなる行が行われた

2011_08280047 2011_08280050

 筆おろしなる行も行われたと館主はいう

 昔 昔その昔の話・・・・

 行はその女に浴衣の袖もちぎられる荒行もあったと言う

 古い日本の温泉郷を楽しんだ一夜であった


迷惑

 私、上のほうから来ましたと Iさん

 ?!?! 

 ナビに誘導されて洞川温泉に来た

 そのナビは村道の方を案内したようだ

 ほとんど車は通らない

 トンネルは小さなトンネル 手掘りとか言っていた

 道は狭く反対から車が来るとどうしよう どうしようというくらい狭い道

 車輪の跡がへっこみ中央は高くなっている道

 違うやろうと思うがナビはこちらに行け こちら行けという

 男一人

 なんとかなるやろう行けっ!とやけくその道行


 一時間後

 Kさんから携帯が鳴った

 どうも道が違うようです

 10時半集合に間に合いません

 いまから引返します

 ナビのいうとおり行くと道が狭くなり・・・・小さなトンネルになりました

 ・・・・・・・

 ちょっと待って

 さっきナビで来た Iさんと変わります

 I さんの携帯での案内でやっと難を切り抜けてやって来た Kさん

 トンネルでは向こうから車が来たらどうしよう どうしよう というくらい狭いトンネル

 いい経験とはいえ ナビに振り回された IさんとKさんだった

 


 温泉のHPには ナビの通り来ないでくださいということが書かれていると誰かさんが言っていた

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スーパー銭湯

 給湯器が故障して風呂に入れなかった

 昔は一週間に一回銭湯に行くくらいだったように記憶している
 夏だと盥にお湯をはり水でぬるめて行水だった

 いまは毎日風呂に入らなければ気持ちが悪くなる
 なんと贅沢なと思うがその清潔好きが日本人から皮膚病の減少をもたらしているかもしれない

 夕べも早く寝てしまったし
 朝風呂に行こうと家内が言う
 タクシーを呼んでいまはやりのスーパー銭湯へ出かけた

 銭湯
 富士山のタイル絵
 ぶくぶくと泡を出す浴場
 着替え場はススキの遮那を敷いている
 そんな感じであった

 スーパー銭湯は自宅から3km以内に2軒有る
 天然温泉である
 土曜日は8時から開いている大正の湯に入ることにした

 入湯料 600円
 モダンな建物
 着物姿の受付嬢
 大広間には食事が出来るような椅子席と畳席
 200人は入れるかと思うほどの広さ
 建物は直径1mは超えるかと思える柱の木組み

 清潔感最高

 風呂に入る
 上がり湯
 泡風呂4箇所
 薬湯
 サウナ(50人はゆったり入れる広さ)
 露天風呂
 そこには竹を植え込み緑緑

 綺麗な浴槽
 清潔感最高

 最初に思っていた銭湯のイメージと全然違う
 道後温泉より気持ちええわい
 近場でこんな温泉があるのかと感心

 朝、8時過ぎと言うのに老人10人、子供を連れた若いお父さん
 職人風の服を脱いでいる若者数人
 いろいろな年齢層が入りに来ている

 タクシー代1,200円
 工房の近くである
 お父さん一週間に一回くらいリラックスで工房の帰りに入って帰ったら
 リコメンドである
 そうやなー
 面白いなー

 おはらしょうすけさん
 なんでしんしょうつぶした
 あさねあさざけ

 風呂を出て一杯のアルコールは朝の腹に旅気分を呼び起こさせた

 最高最高

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恒例の同窓会

 恒例の元勤め先のOB会があり帰郷した

高速バス・行き
 大阪難波発松山行き
 乗車のため20分ほど難波OCATバス停にて待つ
 次々と高速バスが発着する
 米子行き
 松江行き
 関空
 徳島
 高松
 ・・・
 ・・・
 アメリカ映画で高速バスが次々とターミナルから発射する
 都会で身を持ち崩し都落ちする青年がバスに乗る
 ・・・・・
 昔の映画のシーンの感じがした

野菜不足
 中国の毒入りギョウザ事件後冷凍野菜が入荷せず日本は野菜不足になるだろうと新聞報道
 バスは淡路島を走っている
 美しい田んぼの風景
 青々とした田畑
 何も植わっていない
 ここに野菜を植えれば野菜不足など 屁の河童 と想像するが
 いま、農家で野菜で細々とお金を得ようとする人手がなくなったのではと思ったりする

 後期医療制度云々
 チベット問題云々
 自動車税云々
 何も知らぬ
 静かな平和な田舎の風景

映画館
 5時間で大阪から松山に着いた
 会が開かれるまでに3時間の時間を持て余す
 映画館に入った
 ウイークデーの午後
 洋画
 110席ほどの広さ
 10分ほど待つと扉が閉まり映画が始まった
 観客
 1人
 贅沢な映画であった

宴会
 25人ほどが集まった
 例年の顔
 一年ぶりやなー
 元気やった
 遺憾のよ、足がいとうて歩けんのやがな
 ・・・・
 糖尿でなー、酒は飲めんのよ、ビールはええんよ
 ・・・・
 ではまた来年な
 今年も無事にみんなの顔が見れた

夜行高速バス・帰り
 朝来た高速バスは折り返して22時50分に大阪に向けて出発する
 それに乗る
 適度なアルコールが入っている
 バスに乗った途端眠ってしまった
 暑い
 時々目を覚ます
 暑い
 のどが渇いた
 あっ!バスの中だ我慢我慢
 30席満員
 バスが時間待ちで止まっている
 静かになったので目が覚めた
 バスが動き出すと自然と眠ってしまう
 5時30分
 難波に着く
 松山からの女性に声をかけられる
 南海本線の難波駅はどちらですか?
 懐かしい伊予弁が大阪に響いた
 JR難波OCATの中は迷路である
 説明は難しい
 一本道になるところまで同行

あれっ!
 バスを下りた
 靴のデザインは一緒だが色が薄い
 靴が自分のではない
 あちゃー
 誰かのと代わっている
 どうしよう
 少しだけ困った困ったでパニクッタ

あれっ!
 駅の洗面所で顔を洗おうと入った
 入り口に ここは手を洗うところです
 体や頭を洗わないで下さい
 テントのおじさんが来るのだろうと思いながら鏡を見た
 ありゃー!
 帽子をバスに忘れた
 鏡を見て気がついた

 ただなんとなく
 ただなんとなく
 木曜日が過ぎて金曜日の朝になった
 そのような感じの一日であった

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見方・聞き方人それぞれ

 一泊バスツアーで伊豆熱川温泉へ
 河津桜と寒梅見物
 の旅に出かけたHさんとRさん

 帰ってきて最初に言った言葉
 huukoさん日頃の行いがええんで富士山が綺麗に見えたよーーーっ

 ふーん
 前の日は雪だったしなー
 よかったなー
 よかったはー

 富士山は熱川から見たんやろう
 そうそう
 ふーん、東名の御殿場あたりから見る富士山は圧倒されるよなー
 目の前にどーんと富士山やもんなー

 御殿場やと下のほうは雪がないやろう
 熱川やと富士山の見る方向が違うから下まで雪なんよ

 ????
 富士山の山全部が雪?
 そうなんよ
 頂上から下まで雪をかぶっているんよ
 御殿場やと下のほうは雪をかぶっておらんやろう
 御殿場よりよかったわー
 ????

 なにか少し違う
 富士山は普通は5合目辺りからは雪をかぶらないはずやしなー
 下まで雪をかぶった富士山は熱川から見たん?
 そうよ

 それは富士山の雪をかぶったところしか見えないのと違う?
 富士山全部が雪をかぶったんではなくて5合目から上しか熱川では見えないのと違う?
 富士山が見えた横にはいろいろな山が見えたんと違う?

 富士山は遠くから見ると頭しか見えない
 その頭は真っ白く見える
 富士山全部が雪をかぶっているように見える
 御殿場だと裾野は雪をかぶっていない
 遠方からだと全身雪をかぶった富士山になる

 昨日工房に来た人が言った
 雪は真っ白できれいかったねー
 もうちょっと残っていてくれたらいいのに

 そう、雪は上から見ると真っ白だ
 空に浮かんでいる雪は下から見る
 その雪雲は真っ黒である

 上から見れば白い雪
 下から見れば黒く見え
 遠くの富士は白く見え
 近くの富士は裾野は赤茶け

 見る方向
 見る方角
 見方、聞き方
 千差万別の感じ方見方
 とらまえ方がある
 それが人間というものだろう

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田舎からの便り

 謹賀新年
 今年もよろしく
 田舎からの便りである

 まじめな農家の愛媛では蛇口をひねるとジュースが出る
 それが噂になり・・・

 それをやってみようと・・・・

 松山空港出発ロビーに 蛇口からジュースが出る 試飲コーナーが出来たとの便りと一緒に新聞の切抜きが届いた

          0801150002

 
 記事の中には
 茨城・土浦から帰省していた立花・・君(8)は「蛇口からは普通、水しか出ないと思っていた。帰ったら友達に教えてあげる」
 ・・・・

 おい、ほんとにええんか!!
 友達に蛇口から 愛媛では蛇口からジュースが出る と言うて
 大人の世界だとそれは面白いアイデアとなるのだが

 8歳の友達同士
 嘘を言うな水道の蛇口からジュースなんか出やへん こういうのが三分の一
 本当か凄いなー このように真面目に本当にするのが三分の一
 摩訶不思議でもそんなことあらへん 半信半疑が三分の一

 その後、立花君の友達の世界ではどうなったのだろう

 便りをくれた友は

 伊予のジュースが蛇口から出る
 試飲コーナーは人気であった
 これが続くよう
 語呂合わせで ジューシー=14日 をジュースの出る日として運動したいと書いていた

  一四(いよ)の国
  蛇口ひねれば 
   十四(ジューシー)な
    十四(ジュース)が飛び出る 
     飲み放題

 毎月十四日は 愛媛に遊びに来てよ

 手書きの楽しい便りに微笑んだ

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鞍馬紀行

 まだ、京都の紅葉は早いだろうと思うが日程の都合で出かけた

 京都に出かけるにはさて、どこがよい!

 一度行ってみたいところ
 鞍馬山
 義経
 牛若丸

 おけいはんで出町柳下車
 連絡道で叡山電鉄につながっている

 40分ほど乗ると京都の山奥に来た
 紅葉が沿線にありところどころ赤くなりかけの木も見られる
鞍馬駅
 ひなびた そんな感じの駅 家家
 駅前に数軒のお土産やさん
 これも相当遠くへ来たという感じがする
 駅前を左へ曲がると鞍馬の仁王門が見える
 空気が澄んでいる

ケーブル
 鞍馬ケーブル
 ¥100円
 安い
 勾配は70度くらいの急勾配

本殿
 ケーブルを下り本殿へ
 10分くらい歩いたがまだ平坦な山道なので牛若丸の修行の場を感じない
 見渡せば比叡山が見える

掲示板
 この山は自然をはぐくんでいます
 虫たち
 鳥たち
 木々たち
 全てが宇宙からいただいた物です
 大事に育てましょう
 植物採集
 昆虫採集
 止めましょう

 この山には ムカデ 毒をもった マムシ が多くいます
 参道から外れて歩かないようにいたしましょう

奥の院
 牛若丸を感じない
 奥の院に行ってみよう

 奥の院への山門をくぐる

 石畳が敷かれている
 石段になる
 きつい
 奥の院へ 800m

 800m
 知った道だと10分だ
 知らない山道は相当遠い感じがする

 あと400m
 義経の 背比べ石 が祀られている
 遮那王として育てられた義経は鞍馬を出発するときに石と背比べをしたという

 あと400mは急勾配の下り道
 急勾配の下りということは急勾配の登りになるということ
 前に進むのを一瞬ためらう

 木の根道
 杉の木の根っこが山道に出ている
 その根の間を歩く
 牛若丸を感じてきた

 牛若丸が天狗に剣を習った場所に出る
 テレビで見たような気がする
 うっそうとした木立
 少し進むと奥の院

 小さな祠がある
 南無大師遍照金剛・・・

 ここら辺りで剣の修行
 人間修行をしたのだろう

 往復1時間ちょっとの山行き
 いい 運動であった

 京の五条の橋の上・・
 その元の地を訪れ満足の日であった

 冬は40cmくらい雪が積もるという
 もう一度雪の日に来て見たい 

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文珍さんの関西パワー

 三国で高野線に乗り替えて堺東に行こうと電車に座っていた

 車内放送があった

 ただいま南海高野線は事故のため全線運転停止中です
 ○○へお越しの方は天王寺へJR・・・・・

 まあ、三国へ下りてから考えようとJR三国に下車
 南海高野線の連絡口に来た

 ええっ
 ヘリコプターが堺東と浅香間に墜落をして停電しております

 不謹慎ながらヘリコプターが線路に落ちた
 停電した
 漫画を読んでいるような感じを受けた
 空笑いのような感じが湧き起こった

 そのとき文珍さんの落語的 笑いのすすめ を読んでいた

関西人と東京人

 ・・・・・・・
 東京の動物園に行きますと ライオンの檻の前には 「エサを与えないで下さい」
 そう書いています
 神戸の動物園の檻の前には 「噛みます」 そう書いています
 関西は虚飾つまり飾りを捨てるわけです

 なるほど

 大阪の南に曽根崎警察署というところがあります
 「曽根崎警察署におこしやす」
 こう書いています
 また、別の警察署には
 「ヤクザなんかに負けへん」
 そう書いてあるのです
 関西の最高の表現です

 使い捨てカメラが出たときも普通だったら 「安い」 とか 「大特価」 とか書くはずですが カメラの横に 「写る」と書いてあるのです
 これ、関西のパワーなんですね・・・

 ここらを読んで面白がっていたところであった

 そのとき ヘリコプターが線路に落ちた
 ?????

 なぜか 関西パワー と勘違いして
 おい、ヘリコプターが落ちたとさ そんな感じで受け取った
 駅構内も退社時間でなくそう混雑していなかったからかもしれなかった

 三国から堺東の間はどうしたか
 そう、歩きました
 15分ほどと予測したから

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トラウマ解消の40km

 お婆さんに聞いたら10分ほどですよといわれたので歩いたら無茶苦茶遠かったです

 歩き遍路の若者が言っていた

 そう、地元の人はいろいろ知っていると思うじゃろう?
 ところが最近のおばあさんは昔の歩いたことを忘れているんよ
 道を聞いてどのくらいかかりますかと聞く
 5分くらいよと答えてくれてその通りかと思うと
 車の5分ということが2回あったんよ
 人間が変わったというより社会が変わったやろうなー

 現代人は変わって来ている
 車社会になってきているのである
 歩いて何分は遠い昔になっている

 平等寺近くの遍路宿でみんなが話していた

 明日は薬王寺に行きますがこれからの道はトンネルが多いと聞きましたが多いのですか

 そうなんよ
 ここから30分ほど行くとR55に出るんよ
 ここからは高知県に走っているやけどトンネルが多い、多い
 前に歩いたとき
 トンネルでダンプが来たり車が来るとな
 車の風が編み笠を吹き飛ばそうとしたり
 体を押し流そうとしたりするんよ
 生きるか死ぬかという思いがしたんよ
 トンネルがトラウマになったんよ
 今回そのトラウマである橋とトンネルを退治しようと思っているんよ

 車でみんな走っている
 トンネルの中を歩くという行為はほとんどの人がしていないと思う
 殆どのトンネルの中に幅60cmほどの歩道がつけられている
 30cmほどが歩道
 あと30cmほどが穴の開いた暗渠の歩道
 穴につま先が引っかかったり
 金剛杖が入りそうになったりする
 ここでつまずくと大変危険である

 この8年間
 トラウマとなっていた
 今回は歩き方を何とか考えようと歩き遍路の目標にした

 宿を出て1時間
 最初のトンネルが来た
 さー、これからトンネルだ
 身構えた
 あれっ!

 トンネル内の歩道が1mほどの広さに改修されている
 その上歩道柵までついている
 やったー
 これなら安心して何のわだかまりもなく歩ける
 こんなんに予算を使うのは許せる
 いい政治だ

 次のトンネル
 柵はなかったが歩道は1mほどに広げられている
 立派 立派

 次の次のトンネル
 改修されていない
 何もされていない
 8年前と同じだ
 そのトンネルは180mと短い
 トンネルの向こうが見える
 そんなに危険を感じない
 歩道は左右についている
 右側の歩道を通ることにする
 対向車がやって来るのが見える
 金剛杖をついて立っていれば安全だ
 怖ろしさは感じない

 トンネルの改修基準がおぼろげながら分かった
 300m以上くらい長いトンネルでトンネルの向こうが見えない
 そのような場合は歩道を広げて柵をつける
 300mくらい以上長いがトンネルの向こうが見える
 そのような場合は歩道を広げるが柵はつけない
 短いトンネルでトンネルの向こうが見える
 そのような場合は不安は感じないので改修しない

 自分勝手に改修された基準を考えた
 まあ、それにしても税金の使い方に賛同出来たのは人生最大の喜びだ

 平等寺から室戸岬への40km
 トンネルの不安から解消されルンルンで歩けた

 徳島南部の県政の届かないほどの南部と
 高知の海岸線はリアス式海岸である

 山がせせり出て湾作り
 岩が入り組んで防波堤を作り
 けたたましい波を作り
 静かな湾を作り
 海水浴場をつくり子供らを遊ばせる
 白砂の浜には海がめの産卵場も作る

 サザエを豊富に育て
 黒潮は魚を豊富に育てる

 田舎田舎の漁師町
 軒を接する狭い道
 ここが昭和南海大地震のときの津波の高さ
 と電柱にhuukoの背が届かない高さに張り紙がされている
 時にはそんな大津波も起す
 高知の田舎田舎漁師町
 それでも幸せが一杯という感じの漁師町

 真珠いかだには誰も人影が見えない
 それなのに
 子供の声が聞こえる
 どこで遊んでいるのだとさがすが声だけで姿が見えない
 この子らが大きくなるのはこの自然の中か
 純粋だろうなー 
 大人の姿が見えない

 旅気分が最高の40kmであった

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遍路宿でのヘビ談義

 平等寺の椅子に座っていた

岸和田の青年

 隣の若い兄さんに
 どちらから?
 岸和田です
 岸和田のどこ?
 久米田です
 わしは府中よ、隣町やなー

 その若い人(22,3歳男)は歩きで通しをやっている
 野宿または善根宿で寝起きしている
 おまけに番外も回っている
 番外を回ると37日くらいで88箇所を回るのだが50日はかかるのではなかろうかと大雑把に推測した

 美容師をやっている
 何か物足らなくて
 なにか新しいことがあるのでは
 なにかあるのではないかと回っているという

 そうやなー
 なにか新しいことはないやろうなー
 歩いていてなにか見つかることはないやろうなー
 回った後でなにか有ればいいほうやろうなー
 ただ、悪いことは起こらないような気がするなー
 なにか新しいことがあるのならみんなご利益だらけになるやろうなー

 野宿して目が覚めたらおばあさんが立っていた
 その婆さんは言っていた
 悪いことはおこらへん
 ええことはある
 そう言っていました
 と、若者は答えた

 民主党の菅さんが言っていた
 私は四国を何日か歩きました
 そこで感じました
 ・・・・・
 ご利益があったようなことを言っていた
 わしは思うで
 お寺参りしてご利益はないはずよ
 ご利益を期待して回るのではないよ
 菅さんは政略発言をしているよ
 
 88箇所のお寺さんは17時に閉まる
 それではと座っていたそれぞれが遍路宿に向かった

 宿に着くと風呂へ直行である
 棒になった足はこの風呂で癒される
 日焼けした腕はひりひりと痛い

 夕食は食道でその日に泊まっている人が一緒に食べる
 その日にあったことやいろいろな話をする

5人が食道に集まった

 60代半ば男一人
 40代前半男二人
 30代前半男一人
 学生女性一人

 女性は疲れて疲れてといっていたが回ること事態凄い考えだと感心した
 バイトで30日ほど休ませてと言ったら
 海外かと言われたといっていた

 今でこそ四国は高速でつながったけど20年ほど前は海外と言っていた

 住まいが高石という
 わしの工房は泉大津というと目が丸くなった

ヘビ

 ヘビを見た
 真っ黒いヘビだった
 私も見た
 茶色だった
 大きなヘビを見た

 マムシはどんなんかと言う話になった

 頭は三角
 普通のヘビは三角というけどそれよりもっともっと三角している
 模様が円いというか楕円のような模様が入っている
 見ると綺麗だと感じる
 1mはないのと違うかなー

 噛まれるとえらいことになる
 死にはならないといわれている

 マムシと聞くと飛んで行って捕る人が居た

 なぜですか?

 マムシ酒にするんよ
 乾燥させると強壮剤になるんよ
 ふーん

 乾燥させたのをかじると気分がモリモリしてくると聞いたことがある
 最近は筋肉増強剤で騒いでいる
 マムシの強壮剤は当てはまるのだろうか
 最近はマムシの強壮剤とあまり聞かなくなった
 マムシを捕る人が居なくなったのかもしれない

 huukoのヘビとの遭遇事例

 マムシ1   ・道路の脇でぎょっ、家の近くだった。急ぎ足で逃げた
 マムシ2   ・子供のマムシで死んでいた。アリがたかっていた
 シマヘビ1 ・自動車に押しつぶされて死んでいた
 シマヘビ2 ・1mの土手から痛い足を引きずりながら降りようとすると縄が動き出した
        ぎゃーっ、シマヘビで彼もびっくりしたのだろう逃げて行ってくれた
 一日にこれだけ遭遇した
 なにかヘビのお使いに会ったのかもしれない

 ヘビの抜け殻を財布に入れるとお金が入ってくる
 迷信ながらいまでも信じている自分である
 ただし、財布に入れることはしない自分である

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歩き遍路記 鶴林寺から平等寺

遍路用語
 通し
 区切りうち
 一気に88箇所を廻るのが通し
 お金と時間の都合である区間を巡拝するのが区切りうち

 今年は20番鶴林寺から23番薬王寺まで100kmを歩いた

20番 鶴林寺
 H500
 急な登り
 汗だく
 息切れ寸前
 こつこつと登る
 こつこつと登らねばどないもしょうがない

 8時半
 納経する
 歩き遍路の参拝者が5人
 青年が多い
 20代と思われる青年の歩き遍路が多いのはなぜか
 ただなんとなく歩いてみたい
 それだけだろう

21番 太龍寺
 鶴林寺から太龍寺までH500からH40迄くだりまたH540まで登る
 H40のところに那賀川が流れている
 水井橋と書かれている
 細長い橋である
 200mの長さはあろうと思われる
 川底までは20から30mの高さがあろうと思われる
 橋の幅は2m程度と狭い

 8年前に歩いたとき欄干がないため足が震えた
 風が吹いたら川に吹き落とされると足が震えた
 川面に吸い込まれそうに感じ足がすくんだ
 それ以来トラウマとなり 橋 怖いとなった
 それを克服するため今回の歩きで払拭したかった

 橋には欄干が取り付けられていた
 これは安心と渡り始めた
 橋の中央に来た
 下は見れない
 ううううっ
 高所恐怖症???

 篠笛を吹こうと持ってきていた
 高所恐怖症か笛を吹くか考えた
 ええい吹いたろう
 思い切った
 笛の音は澄んだ空気に吸い込まれていった
 牛若丸になったつもりになった
 が、怖い
 下を見ると川面に吸い込まれそうになる
 空を向いて吹いた

 突然後ろから拍手をくれる人がいた
 ぎょっ
 人が居ないと思っていたところへ拍手
 川に落ちるのかと思うくらいビックリ
 体は凍った

 向こうから普通車が来た
 どうすりゃいいんだ
 橋の端によると川に落ちそうになる
 ゆっくりゆっくり端による
 足は凍りつき動かない
 自動車は迫ってきた
 ゆっくり走りや
 端が揺れたら困るやないかと思いつつ自動車とすれ違った
 橋は揺れた
 やめてよ!
 ふーーっ!
 トラウマの払拭は出来なかった

 川からH540へ登る
 急なのぼりがあるから急な下りがある
 急な下りは脛を傷める
 左脛は傷んでいる
 それをかばうために右足が無理をする
 ぐきっ
 やったかな?
 右の脛に痛みが走った
 両方の脛に痛みが来た
 まいったなー
 75度はあろうかと思われる急な下り
 金剛杖が頼りである
 つんのめる体を金剛杖で押しとどめる
 300mほどの急な下りは時々平らな山道に変わった
 右脛は平らな山道では通用するようだ
 ほっとする

 山道を登りながら考えた
 こんな山道にヘビが出てきたら困るなー
 まして マムシならなお困るなー
 足は痛いのですんなり動けない
 困るでー

 山道を登りながら考えた
 知にはたらけば角が立つ
 流れに・・・・・
 そんな高尚なことなど浮かびもしなかった

 8月12日 16時
 無事22番札所に到着
 疲れで椅子に座る
 歩きで廻っている人達5人が寄ってきた
 その会話は明日までお預け 

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