木曜日夕方17時、孫と一週間ぶりに対面
あらっ!鼻水が出だしたなー
また風邪かなー
体温も手で触って高くないし問題ない問題ない
孫、元気に部屋の中を飛び回っている
18時
熱が有るなー
手で体を触ると8度近くに感じる
夕食はおにぎり一個をペロッと平らげる
味噌汁も美味しそうに飲む
元気そのもの
19時
やはり熱があるなー
お風呂どうする
ええやないの入れてやろう
じいじとお風呂を楽しむ
20時
眠らないとと布団に連れて行くが興奮して布団の上で遊ぶ
21時
ミルクを200cc抱えながら眠る
夜中
体温は極度に上がる
体を手で触ると9度5分にはなっているだろう
熱い
鼻で息が出来ず口で息をしている
可哀想だ
朝、7時目覚める
体温少しずつ下がる
8度1分
様子見
金曜夜
母親に甘えだす
普段はじいじじいじとすり寄ってくるのだが
今日はじいじは関係ないと母親にしがみつく
7度から8度くらいを維持して金曜昼間過ごす
食事はいっぱい食べる
母親に甘える以外普段と変らず
金曜・19時
じいじがお風呂に入れる
金曜・21時
眠るときは7度5分だったが夜中9度くらいまであがった
母親に甘えて布団の中でじいじと遊んでくれず
母親と眠る
土曜・6時半起きてきた
体は熱い
8度1分
ジュース飲むかと問う
うんとうなずく
子供用紙パックジュースとヤクルトとどちらが言いかと問う
紙パックジュースという
それが終わると仕舞い忘れていたヤクルトをくれと言う
じいじは甘いからばあばに内緒でヤクルトも飲ます
ヤクルトが終わり数分後
咳き込む
途端にジュースをドバーッ!
そこらじゅうジュースが胃の中から吐き出された
ばあばにじいじ飲ませすぎと怒られる
よしよし
ご飯にしようねと7時過ぎご飯を食べさせる
白いご飯をむしゃむしゃと食べる
味噌汁も食べる
チーズも食べる
ゴホンと咳き込む
途端にいま食べた物が全部食事のトレーの中に吐き出された
トレーの中なので床に吐いた物が撒き散らされずに事なきを得た
咳き込んだのだから吐いたと解釈した
また、食事を欲しがるので与えた
途端に食べたものを吐き出した
吐き出した後は本人いたって元気である
????
ばあばよこれは自家中毒やで
自家中毒
娘が孫と同じ歳くらいから、小学校に上がるときくらい
30年くらい前のこと
寒い冬の日
元気に家の中で遊んでいた
何かの拍子で外に遊びに出た
数分後家の中に帰ってきた
途端に咳き込みゲーーーッ
いままで胃の中にあったもの全てを吐き出した
????
なにが起こったのか分からず大慌て
近所の小児科へ
はい、按配よう薬を出しておきます
薬を飲ますとゲーーーッ
何かを食べさすとゲーーーッ
胃は何も受け付けず
顔色は真っ青
体はぐったり
お医者さんは自家中毒でしょうと言った
なにがなにやら分からず困惑
自分で治すしかない
本人の回復力に任すしかない
親はあたふたとするだけ
グンニャリした子供を抱っこしてやるだけだった
そんなことが年に2回くらいあった
翌年からはあわてることなく自家中毒に対処できたが笑顔が戻るまでは抱きすくめ
大丈夫だろうかと不安だらけであった
孫
どうも母親に似ている
自家中毒やで
風邪の菌が胃に入り胃をでんぐり返している
その菌が胃から腸に下りて下痢を起す
柔らかいウンチが出だしたら風邪も終わりだろう
それにしても高熱ながら意識はしっかりしている
じいじもあわてることなくお医者さんに行かんでも治る治るとじっと我慢している
母親もじいじが治る治ると驚かないものだから医者に行こうとしない
ばあばも落ち着いたもので医者に行こうといわない
熱はいまでも自分で治すしかないとパソコンの検索でも言っている
本人が元気なうちは大丈夫大丈夫
これも30年前の経験が生きているのである
初めての赤ちゃん
そのお母さんの傍には爺さんも婆さんも誰も居ないとなると相当不安だろう
お母さんそのものがパニクッテシマうと思うほどの高熱と吐しゃ
赤ちゃんに熱が出たら
赤ちゃんが元気なうちは様子見でいいですといろいろなところに書かれている
huukoもそう思う
赤ちゃんの発熱は元気なうちは大丈夫
吐き気も元気なうちは大丈夫
親は心配だろうがじっと我慢して赤ちゃんを見守ろう
その間に引き付けを起したらどこに行けばいいか
それだけを調べておこう
土曜の夜
30分ごとにウーンと寝言に似た言葉を発している
熱は7度5分くらいに下がってきた
いま、日曜日朝5時半
高熱はふた晩続いたが三晩めに下がってきた
朝起きたら飯台の上に上がって湯飲みから土瓶もひっくり返すことだろう
箸などは遠方の方へ投げ飛ばされてしまう
この時期を通り越せば投げなくなる
自家中毒という言葉とはあと数年はお付き合いになるだろう
14日に二歳になる孫の師走の一こまである